地域ニュース
可部旧街道に「古民家」131軒 住民ら調査、趣あるまちづくりに活用
2020/10/8 15:57
広島市安佐北区可部地区の旧街道一帯に、築50年以上とみられる木造の民家が131軒残っていることが確認された。同地区の住民グループ「可部夢街道まちづくりの会」が調査した。同グループは、所有者に活用を促して空き家などになって壊されるのを防ぎ、古い町並みを残したまちづくりに生かしていく考えでいる。
同グループのメンバーたちが、昨年12月から今年7月まで旧街道約1・6キロの周辺を歩いて回り、外観からおおむね築50年以上の木造で趣があった131軒を「古民家」として選びだした。大半は、狭い路地の奥にあった。中には明治初期の建造とみられる家屋もあるという。
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