養殖トラフグ8万7000匹死ぬ、下松の笠戸湾 赤潮の影響
2020/10/12 20:57
山口県は12日、下松市で発生した赤潮の影響で養殖トラフグ約8万7千匹が死ぬ漁業被害が出たと発表した。トラフグは同市の笠戸湾で7業者が養殖。9月下旬に大量死した。赤潮については終息を確認したとして警報を解除した。
県水産振興課の植木陽介主任は「被害としてはかなり大きい」と話し、被害額の確認を急いでいる。周南市ではいけすで育てていたタコも約240匹が死んでいる。県は9月17日に両市と防府市の沿岸に赤潮警報を出していた。
赤潮を巡っては広島県でも尾道市の周辺海域で7月下旬、養殖ヒラメ約6500匹が死に約780万円の被害が出た。県が今月1日まで三原市以東の県東部海域に警報を出していた。
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