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JR尾道駅の全テナント撤退 常石グループTLB、21年2月末

2020/10/13 0:00

テナント4店が来年2月末までに撤退するJR尾道駅の駅舎

 ▽観光都市玄関、空洞化の恐れ

 常石グループのTLB(尾道市)は12日、JR尾道駅で運営するテナント事業を来年2月28日で撤退すると発表した。新型コロナウイルス感染拡大で業績が悪化し、事業継続が困難になったと説明している。昨年3月に建て替えたばかりの駅舎はJR直営のコンビニ以外が空き店舗の状態となり、観光都市の玄関口が空洞化する恐れが出てきた。

 運営する4店のうち宿泊施設「m3 HOSTEL(エムスリーホステル)」は既に休業しており、今月末で営業を終える。残る「おのまる商店」「食堂ミチ」「トムスサンドイッチ」の3店は、内装の原状回復などのため年内にも閉店するとみられる。

 駅舎は鉄骨2階延べ2150平方メートルで、うち約1200平方メートルが商業施設。JR西日本が17億円をかけて建て替えた。撤退する4店は、JR西の子会社ジェイアールサービスネット岡山(岡山市北区)と契約したTLBが統括している。

 エムスリーは、外国人を含む観光客の利用を見込み、ドミトリー(相部屋)などが29室ある。新型コロナの影響で4〜6月は休業、再開後も定員の半分以下で営業していた。おのまる商店はカフェや土産物、レンタサイクルなどの観光ニーズに対応。食堂ミチは郷土料理、トムズは東京から移住した店主が高級サンドイッチを販売している。

 4店の従業員39人のうちパート・アルバイト(人数非公表)とは今後、合意を条件に雇用契約解除の交渉をする。TLBの田頭力也経営管理部長は「経営改善を目指したが打開には至らなかった」と理解を求める。一方、ジェイアールサービスネット岡山は「後継のテナント探しはこれから」としている。(森田晃司、田中謙太郎)

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