地域ニュース
旅するチョウ・アサギマダラが飛来 福山・津之郷
2020/10/12 22:57
旅するチョウとして知られるアサギマダラが、福山市津之郷町の広場に飛来し始めた。薄桃色のフジバカマの上を優雅に舞い、訪れた人を楽しませている。
タテハチョウ科のアサギマダラは、羽を広げると約10センチ。秋に本州から九州や沖縄、台湾などに南下し、千キロ以上を移動する個体もいるという。
広場は住民たちでつくる「山手・津之郷里山里地を守る会」が整備。2017年からアサギマダラが好むフジバカマを植えたことがきっかけになり、50匹ほどが乱舞するようになった。15日ごろに飛来のピークになる見込みという。
友人と訪れた同市神辺町の主婦亀山博恵さん(66)は「数百キロを旅するだけに力強さを感じる。色鮮やかな羽も日差しに映えますね」と写真を撮っていた。(井上貴博、写真も)
【関連記事】
あなたにおすすめの記事
同じ日のニュースの記事
-
後継探しコロナで難航 島根の瑞穂ハイランド [中国地方のニュース] (3/1)
-
中国地方の避難者1397人 東日本大震災10年、8年連続減 [中国地方のニュース] (3/1)
-
広島駅南口再整備、タクシー乗り場閉鎖「不便」 利用者、市中心部へ運賃増 [中国地方のニュース] (2/28)
-
タクシー、違法な客待ち横行 広島駅南口再整備で近くの市道 [中国地方のニュース] (2/28)
-
負傷しながら救護に尽力、被爆神父の歩み紹介 広島平和祈念館 [中国地方のニュース] (3/1)
スマートフォンのアプリと人工知能(AI)を使い、国民健康保険(国保)の加入者に健康指導をする取り組みが近く、東広島市と広島県安芸太田、北広島両町で始まる。広島大(東広島市)を代表とする産学グループが...
新型コロナウイルスの影響で各地の神社が秋祭りの縮小や自粛を決める中、呉市中通の梶本時計店が、地元の祭りを盛り上げる鬼「やぶ」をデザインした置き時計を発売した。祭りのない寂しさを紛らわせ、やぶの魅力を...
広島市が市中心部の平和大通りの緑地帯にカフェなどを誘致するにぎわいづくり構想に、市民から議論が湧き起こっている。都市の魅力アップの観点から整備を望む声が上がる一方、原爆犠牲者の追悼碑や被爆樹木が点在...
特殊詐欺から高齢者を守ろうと、福山北署は詐欺グループから押収した名簿に載っていた管内の約500人に注意を促し、手口を伝えるはがきを送る。広島県内の警察署で初の取り組み。順次発送し、13日から各世帯に...
旅するチョウとして知られるアサギマダラが、福山市津之郷町の広場に飛来し始めた。薄桃色のフジバカマの上を優雅に舞い、訪れた人を楽しませている。 タテハチョウ科のアサギマダラは、羽を広げると約10センチ...