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元陣営スタッフ証言<1>溝手先生を動画に撮るよう指示された

2020/10/16 22:06

 昨年7月の参院選広島選挙区の大規模買収事件で、公選法違反罪に問われた河井案里被告(47)=参院広島=の第20回公判が16日、東京地裁であり、元陣営スタッフの女性が出廷した。案里被告が同じ自民党の現職溝手顕正氏と争った選挙戦を振り返り「(案里被告の夫の)克行被告は溝手陣営から票を取ることを考えていた」と証言した。

 【元陣営スタッフへの検察側の主尋問】

 検察官 2019年3月下旬から10月25日まで約7カ月、克行被告と案里被告の事務所で働いていたか。

 証人 はい。

 検察官 19年3月ごろまで別の会社にいて、ハローワークで河井事務所の事務員に応募したか。

 証人 はい。

 検察官 採用面接で誰と会ったか。

 証人 藤田(一)秘書です。

 検察官 藤田秘書の後に会ったのは。

 証人 案里先生です。

 検察官 採用が決まった経緯は。

 証人 案里先生に会って、これまでの経歴を話しました。案里先生が「決めました」と言って、決まりました。

 検察官 期限はあったか。

 証人 ありません。

 検察官 報酬は。

 証人 月40万円です。

 裁判長 もう少し大きな声で。

 証人 かしこまりました。

 検察官 ずっと40万円か。

 証人 いいえ。

 検察官 最初は。

 証人 日当1万5千円でした。

 検察官 自民党広島県参院選挙区第7支部から払われたか。

 証人 はい。

 検察官 最初はアルバイトだったか。

 証人 前職を退職していなかったので、土曜、日曜、祝日の来られる時だけ勤務していました。それで日当でした。

 検察官 どういう形で払われたか。

 証人 銀行振り込みです。

 検察官 職務は。

 証人 案里先生の付き人です。

 検察官 具体的には。

 証人 案里先生の外回りに一緒に付いて行って、スケジュール調整したり、現金管理をしたり、受け付けをサポートしたりしていました。

 検察官 外回りに何を持って行ったのか。

 証人 印刷物や小口現金などです。

 検察官 いつごろから。

 証人 3月下旬から4月上旬にかけて始めました。

 検察官 用件は。

 証人 統一地方選の為書きを一緒に配りました。

 検察官 目的は何と思ったか。
(ここまで 868文字/記事全文 3505文字)

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