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溝手氏の批判ブログに投稿 克行被告、業者に指示

2020/10/19 23:05
河井克行被告

河井克行被告

 検察側が朗読した供述調書で、河井克行被告の指示を受けた業者が、参院選広島選挙区で案里被告と争っていた自民党現職の溝手顕正氏を批判する投稿をインターネット上で繰り返していたことが分かった。

 供述調書によると業者は、溝手氏本人や、溝手氏を支援する自民党広島県連が案里被告をいじめているとの内容でブログに投稿。溝手氏のイメージ悪化を狙い、投稿前には克行被告が文章を確認していた。自民党新人の案里被告と溝手氏が2議席を争った野党系現職の森本真治氏については投稿の指示はなかった。一方で、案里被告の印象が良くなるような対策をネット上で講じていたという。

 業者は2016年ごろ、選挙プランナーを介して克行被告と知り合った。克行被告に否定的な書き込みはネット上の検索機能で表示しにくくしたという。克行被告が7選を果たした17年の衆院選では「対立候補のイメージを悪くするため、ネガティブな記事の工作をした」との供述調書が読み上げられた。


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 【詳報・案里被告第21回公判】(10月19日)
 ネット業者供述調書<1>克行被告「流出したらまずいもの消したい」
 ネット業者供述調書<2>言われたようにロックを解除、無人の事務所へ
 元石川県議供述調書<1>案里事務所の全ては克行被告の指示の下で
 元石川県議供述調書<2>公明党に配慮した原稿に修正指示された
 元石川県議供述調書<3>亀井先生の支持者にも呼び掛けてくれた

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