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22年初頭にも「ラージ商品群」 マツダ、CX―5級で第1弾

2020/10/22 7:00

 ▽初めて直6エンジン搭載

 マツダが車体の大きい「ラージ商品群」と呼ぶ新型車の第1弾に、主力車のCX―5に近いサイズのスポーツタイプ多目的車(SUV)を検討していることが21日、分かった。防府工場(防府市)で2022年初頭にも生産を始める。ラージ商品群は同社初の直列6気筒(直6)エンジンを搭載し、利益率の高い上級車として順次発売する。

 マツダは近年、世界で人気が高まるSUVを増やしている。中でも高い実績があるCX―5に近いサイズでラージ商品群を売り出し、軌道に乗せたい考えとみられる。

 複数の関係者によると、現在はマツダ6とCX―5を造る防府第2工場で新型SUVを製造する準備をしている。販売の状況を見て本社宇品工場(広島市南区)でも生産を検討する。

 直6エンジンはガソリンとディーゼルの両方を用意する。ガソリンエンジンは最新型の「スカイアクティブ―X」とする。排気量は直列4気筒の現行エンジンより大きくなり、3000tクラスとマツダでは最大になる。過去に採用したV型6気筒エンジンに対し、6個のピストンを1列に並べることで振動が少なく走行が安定するという。車体前部にエンジンを置く後輪駆動(FR)の車をベースとする。

 車体の小さなスモール商品群はマツダ3、CX―30、MX―30の3車種を既に発売している。(村上和生)

 <クリック>ラージ商品群 マツダは昨年発売したマツダ3以降の新世代商品から、車両の構造によって大小二つのグループに分けた。商品の幅を広げて多様な顧客ニーズに応える狙いがある。大型のラージ商品群は付加価値を高めて収益力の向上を図る。ラージ商品群、スモール商品群とは別に、既存の車種も改良しながら残す方針。

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