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報告資料2年で1440枚 山口県職員の市町情報収集 議員の方言発言やマスコミ名も

2020/10/23 22:33

山口県職員がこの2年間で市町の議会や記者会見を訪ね収集した膨大な情報の報告書。積み上げると高さ13センチもなる

 山口県職員が市町で日々収集する膨大な情報。中国新聞が情報公開請求したところ、保存する2年分だけで両面刷りのA4判1440枚に上った。主には議会の一般質問を傍聴した要旨だが、記者会見やぶらさがり取材で質問するマスコミの社名や具体的なやりとりも記している。

 公開された資料は出先の7カ所の県民局が本庁に上げた報告書。積み上げると高さ13センチにもなる。議会での新型コロナウイルスの対策や中国電力の上関原発計画、米軍岩国基地問題を巡る一般質問でのやりとりなど。中にはICレコーダーで録音したと思われる「おこし」の表記も。米軍機の墜落に関する岩国市議会の質疑では「事故に関することじゃけえ」「ふざけたことしちゃあいけんよ、あんた」などと方言を交えた議員の発言を微に入り記す。

 安倍晋三前首相のお膝元の下関市議会で取り上げられた「桜を見る会」の問題のほか、周南市議会では野犬対策に関する一般質問をたびたび報告している。

 議会の傍聴や会見に出席するマスコミも「中国新聞」「読売」「山口」「宇部日報」と記録。「地元CATV」や「全国紙」などと略した場合もある。田布施町の畳部屋問題では議員へのマスコミのぶら下がり取材や東浩二町長の謝罪会見の様子を報告。ただ、畳部屋問題ではほかにも多くの場面で県職員の姿が見られたが、公開された資料にはなかった。県によると、口頭だけの報告もあるという。(堀晋也)

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