「被爆者と喜び分かち合いたい」 広島市の松井市長
2020/10/25 11:25
核兵器禁止条約の批准国・地域が発効に必要な50に達し、広島市の松井一実市長は25日「被爆者と喜びを分かち合いたい」などとするコメントを発表した。
松井市長は条約について「ヒロシマの心を共有するための新たな国際的な枠組みで、発効は核兵器廃絶に向けた重要な一里塚」と強調した。条約を実効性の高いものにするための取り組みが次の課題となると指摘した。
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