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【バスケットボール】ドラフラ、初の連勝 三遠に延長で競り勝つ

2020/10/25
【広島―三遠】第2クオーター、ケネディ(奥)がシュートを決め、36―38と追い上げる(撮影・田中慎二)

【広島―三遠】第2クオーター、ケネディ(奥)がシュートを決め、36―38と追い上げる(撮影・田中慎二)

 バスケットボール男子Bリーグ1部(B1)は25日、広島サンプラザなどで10試合があった。西地区の広島は延長戦の末、三遠に115―109で競り勝った。初の連勝で、3勝6敗とした。

 広島は第1クオーター、ガード陣が相手の激しい守備に苦しみ、13―23とリードされた。第2クオーターは、ケネディが5本放った3点シュートを全て決めるなどし、19得点。46―47と追い上げた。68―75で迎えた第4クオーター、エチェニケの個人技などで追い上げ、残り49秒で同点に。5分間の延長でマーフィーが2本の3点シュートを決めるなどして振り切った。広島の115得点はB1最多記録。この試合で朝山が国内リーグ通算6千得点を達成した。

 島根は75―82で琉球に連敗した。

 ▽ケネディ奮起、32得点

 くすぶっていた男が、最悪だった流れを変えた。最大11点差をつけられた第2クオーター、ケネディが3点シュートを5本全て成功させ、一気に追い上げた。「驚きはない。練習の成果を出せたのと、みんなが僕にシュートを打たせてくれた」。見せたのはシューターとしての意地だった。

 決めるたびに、会場の興奮が増した。機械のように変わらぬシュートフォームで、淡々と放つ。終わってみれば32点を奪っていた。相手監督は「勝てなかったのは、ケネディの活躍のせい」と名指しでたたえた。

 弱気になっていた。B1の外国人の多くに、体格やスピードで劣る。焦りから得意のシュートも外れ、出場時間は減っていた。「何かを変えないといけない」。これまで居残り練習をほぼしなかった男が、開幕後は若手と一緒にシュートを打ち続けた。磨き直した武器で、勝利をつかんだ。

 競った展開になるほど、シュート力は脅威となる。「ミスを恐れず、丁寧に、自信を持ってやるだけ」。また一つ、広島の攻撃は幅を広げた。(矢野匡洋)


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