島根県松江市で1人感染 新型コロナ、鳥取県発表と同じ経路
2020/10/26 15:10
松江市は26日、新たに市内の20代女性が新型コロナウイルスに感染したと発表した。県外で確認された感染者の接触者で、市は「現時点で感染拡大の恐れはない」としている。県内での確認は9月24日以来約1カ月ぶりで、同市内では8月25日以来となる。
市によると、女性は10月22日に37度台の発熱と頭痛があったが、その日に回復。無症状だったが、16〜19日の間に鳥取県内で、感染が確認された県外在住者と接触していたことが分かり、25日にPCR検査で陽性が判明した。
市は、25日に鳥取県が発表した2人の感染者と同一の感染経路とみている。女性の濃厚接触者はすでに特定し、少数であるため感染拡大の恐れはないという。市は「地域を越えた移動も出てきているので、手洗い、マスクの着用など感染対策を徹底してほしい」と呼び掛けた。
【関連記事】
広島県による福山市鞆町の鞆港埋め立て・架橋計画の撤回後のまちづくりで、湯崎英彦知事が架橋の代替案と位置付けた山側トンネル建設の事業費が110億円となり、当初に概算で示した60億円の1・8倍に膨らむこ...
核兵器禁止条約の発効は、非保有国を中心とした国際社会の「いかなる理由でも核兵器は要らない」との意思表示が形になったものだ。一方われわれは、核なき世界という理想と、核抑止力に頼る国があるという現実のギ...
「知的障害のある小頭症被爆者たちは、自らの口で『核兵器の廃絶』とは言いません。しかし、その存在そのもので、核兵器の非人道性を訴えています」―。原爆小頭症被爆者と家族の会の「きのこ会」会長の長岡義夫さ...
核兵器の使用や開発など一切を禁止する核兵器禁止条約が批准各国で発効した22日、被爆地広島では市民や被爆者たちが集い、条約を核廃絶につなげるために行動すると誓いを新たにした。米軍による原爆投下から75...
核兵器禁止条約が発効した22日、被爆地広島の市民や平和活動に取り組む若者たちは「歴史的な一歩」と歓迎の声を上げた。核兵器保有国や米国の「核の傘」に依存する日本政府が参加していないことを踏まえ、「今後...