地域ニュース

女性初の潜水艦乗員、5人に「ドルフィンマーク」授与 海自呉基地

2020/10/29
ドルフィンマークのバッジを着けてもらう田口3等海曹

ドルフィンマークのバッジを着けてもらう田口3等海曹

 海上自衛隊の女性自衛官5人が29日、海自呉地方総監部(呉市)での部隊実習を終え、女性初の潜水艦乗員となった。海自呉基地の練習潜水艦みちしお(2750トン)前で、潜水艦乗員が着けるバッジ「ドルフィンマーク」の授与を受けた。

 20〜40代の5人は、乗員たち約60人が見守る授与式に出席。みちしお艦長の阿部純一2等海佐(50)から「今日がゴールではなく、勤務初日ということを忘れないように」などと訓示を受け、波やシャチがデザインされたバッジを左胸に着けてもらった。

 5人は2月下旬から約4カ月間、潜水艦教育訓練隊の教育課程に入校。6月中旬からは部隊実習で基礎知識や非常事態への対処法などを学んできた。田口夢花3等海曹(23)は「隊員に配慮してもらい、女性だからといって大変なことはなかった。今後の女性の活躍に寄与し、一翼を担えればと思う」と意気込んだ。

 国は2018年12月、海自の任務拡大などを受け、男性限定だった潜水艦の乗員に女性を登用する方針に変更。みちしお艦内も女性用の居住スペースなどを確保した。潜水艦幹部候補として実習を受けている女性自衛官もおり、今後も養成が進められる。(池本泰尚)

【関連記事】

海自、女性を潜水艦乗りに 5人が訓練終了、広島・呉基地

【動画付き】女性自衛官が潜水艦訓練隊に初入校


この記事の写真

  • 海自呉基地に停泊する練習潜水艦みちしお(29日午前8時40分、呉市昭和町)

上記の写真をクリックすると拡大して表示されます。

  • 前の記事へ
  • 次の記事へ

 あなたにおすすめの記事

同じ日のニュースの記事
一覧