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白鵬関の優勝額、広島大病院で堂々と 横綱が寄贈提案

2020/10/30 16:54
診療棟に据えた白鵬関の優勝額を紹介する永田教授

診療棟に据えた白鵬関の優勝額を紹介する永田教授

 広島大病院(広島市南区)の診療棟に、東京・両国国技館に掲げられていた大相撲の横綱白鵬関の優勝額が飾られ、患者を楽しませている。同病院がモンゴルの放射線医療を支援していることを知り、同国出身の白鵬関が寄贈を申し出た。

 史上最多の優勝44度を誇る白鵬関。寄贈したのは全勝優勝した2013年春場所の額で、縦約3・2メートル、横約2・3メートル。国技館に掲げられる優勝額は32枚で、東京開催場所ごとに2枚ずつ掛け替えられる。取り外された額は力士本人に贈られる。

 同病院は12年からモンゴル国立がんセンターの留学生を受け入れ、18年に同センターと国際交流協定を締結。放射線治療科の永田靖教授らが現地にも赴き、放射線治療装置の操作法などを指導している。

 一連の取り組みを知った白鵬関は、同病院であった国際交流協定締結式に出席し、優勝額の寄贈を提案。「患者さんに勇気を持って病気と闘ってほしい」と願い、自ら全勝優勝の額を選んだという。

 同病院は、患者が行き交う診療棟地階エスカレーター横に設置し、今年7月に披露した。永田教授は「横綱からの激励のしるし。パワーをもらってほしい。私たちもモンゴルの医療の発展を継続的に支えたい」と話している。(田中美千子)

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