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ロータリーエンジン40年 マツダ 愛好家ら集め記念式(2007年5月31日)

2020/10/30 18:23
ローター形のケーキを前に「コスモスポーツ」発売40周年を愛好グループメンバーと祝う井巻会長兼社長(左端)

ローター形のケーキを前に「コスモスポーツ」発売40周年を愛好グループメンバーと祝う井巻会長兼社長(左端)

 マツダが、ロータリーエンジン(RE)車「コスモスポーツ」を発売してから30日で40周年を迎え、マツダ本社(広島県府中町)で記念セレモニーがあった。オイルショックなどの危機を乗り越え、現在は環境に配慮した水素REとして進化するブランドシンボルの「40歳」を祝った。

 井巻久一会長兼社長やロバート・グラツィアノ副社長、パワートレイン開発担当の羽山信宏常務執行役員など約300人が出席。愛好グループ「コスモスポーツオーナーズクラブ」のメンバー20人も駆け付けた。

 クラブの鈴木裕二会長が、三角形のローターをかたどった手作りのバースデーケーキを井巻会長兼社長に贈呈。当初、ろうそくの火を吹き消す予定だったが「ロータリーの火は消さない」との井巻会長兼社長のユーモアで急きょ、火をともすセレモニーに変更した。

 井巻会長兼社長は「逆境を乗り越えて40周年を迎えたことは感慨深い。REを開発したチャレンジ精神を引き継ぎ、素晴らしい車を開発していきたい」と述べた。

 回転運動をそのまま車輪に伝え、小型で振動が少ないREは「夢のエンジン」といわれ、1973年にはマツダ車の3割に搭載された。しかし、オイルショックで燃費性能が問題化するなど、生産継続が危ぶまれた。

 2003年に燃費を改善した新型RE「レネシス」を積んだスポーツカー「RX―8」を発売。06年には世界初の水素RE車のリース販売を開始した。RE車の生産累計は4月末時点で約197万台に上る。(境信重)

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