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東広島呉道路の側壁衝突防止へ対策 国、死亡事故受け 反射材やクッションドラム設置

2020/10/31 1:03

東広島呉道路の高架。8月に下り線(奥)、9月に上り線(手前)で落下事故が起きた(9月15日、東広島市西条町馬木)

 東広島市の東広島呉道路の同じ高架上で8、9月、バイク運転手が側壁にぶつかって落下する死亡事故が2件続いたことを受け、道路管理者の国土交通省広島国道事務所(広島市南区)は30日までに再発防止の応急対策をまとめた。側壁への衝突を防ぐため、反射材やクッションドラムなどを設ける。

 【イラスト】広島国道事務所による応急対策のイメージと現場の地図

 同事務所によると、現場となった上下線の非常駐車帯の存在を運転手に気付かせ、誤って入るのを防ぐため、側壁(高さ約90センチ)に反射材を貼る。進路左の路面には、タイヤがはみ出すと音と振動で知らせる溝「ランブルストリップス」を施す。いずれも年内をめどに講じる。

 バイクが衝突した側壁の手前には準備が整い次第、衝撃を和らげるクッションドラムを置く。今月21日に広島県警と検討会を開き、対策内容を決めた。

 側壁の上に追加するフェンスの設置については今後検討する。現場付近にはフェンス(高さ約110センチ)の付いた箇所もあるが、両現場にはなかった。このフェンスはごみなどの落下防止目的で、人を受け止める強度はないという。

 県警から設置の要望があるが、強度を高めると頭部がぶつかった際のリスクが高まる恐れもあり、同事務所は「どんなフェンスを付けるべきかを含め、もう少し検討したい」とする。

 2件の事故は同市西条町馬木の高架上のほぼ同じ場所で発生。8月11日午前は下り線で、9月15日未明には上り線で、いずれもバイクで走行中の男性が側壁に衝突後、約30メートル下に投げ出され死亡した。県警高速道警察隊によると、いずれも事故原因は明確には分からないという。(長久豪佑)

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