地域ニュース
安倍前首相ねぎらい山口県庁で式典 職員ら500人「有志で」花束
2020/11/2 18:02
首相辞任後に初めて地元入りしている安倍晋三前首相は2日、山口県庁を訪れ、県が企画したセレモニーに出席した。県職員や与党県議たち約500人が出迎え、首相に在任した約7年8カ月間の功績をねぎらった。
安倍前首相は村岡嗣政知事のエスコートで妻昭恵さんとともに登場。女性職員2人が「有志がお金を出し合って買った」という花束を夫妻に手渡した。安倍前首相は「今後は山口出身の国会議員として地方創生に全力で取り組む。憲法改正などやり残した仕事もしたい」と抱負を述べた。
県は第1、2次安倍政権の発足時や首相在任最長記録の達成時など計4回、公費を使って県庁で記念の横断幕を掲げたり、功績をたたえるパネル展を開いたりし、「税金で特定政党を応援するのはおかしい」などの批判を受けている。
この日も安倍前首相の訪問に先立ち、本庁舎で働く職員約2100人に業務に支障のない範囲でセレモニーに出席するよう庁内放送などで案内。全体の4分の1近い人数が花道をつくった。(門脇正樹、山下美波、中川晃平)
【関連記事】
ことし9月1日に創立100年目を迎えた福山市霞町の霞小で1日、記念式典があった。全校児童約270人や地域住民たち約30人が参加して祝った。
山口県上関町室津の漁師たちが11月から、新鮮な旬の地魚の詰め合わせを個人宅に送る販売事業を本格展開する。月3回、全国へ発送。仲介を挟まず、スーパーなどより安価に手に入るという。
東広島市西条町の三永小4年生53人が、学校周辺の「地域安全マップ作り」に取り組んだ。通学路などで犯罪が起こりやすい場所を知り、防犯力を高めてもらおうと、市防犯連合会が主催した。
岩国市の国名勝錦帯橋の月の風景と夜景がそれぞれ一般社団法人夜景観光コンベンション・ビューローの「日本百名月」「日本夜景遺産」に選ばれた。県内の百名月認定は初めて。 百名月は10月2日付で錦帯橋と岩国...
産業機械メーカーのアラインテック(岩国市長野)と山口銀行岩国支店(同市麻里布町)は、同行が取り扱う社債発行額に応じて自治体や学校法人などに寄付をする私募債を活用し、岩国市に20万円を寄付した。新型コ...