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鳥取県、ANA社員受け入れ協議へ 県内企業との調整も支援

2020/11/4 20:22

鳥取県庁

 鳥取県の平井伸治知事は4日、新型コロナウイルス感染拡大による旅客激減で経営が悪化しているANAホールディングスから、社員の県職員への出向を受け入れる方針を明らかにした。傘下の全日本空輸が県内2空港と羽田空港を結ぶ定期路線を持っており、経営を支えるとともに、社員が持つノウハウを県の施策に生かす狙い。

 ANAに希望者があり、協議がまとまれば来年春から数人を1、2年間受け入れ、交通や観光施策に関連した部署で働いてもらう考え。また、県内の企業への出向の調整も支援する。

 旅客減少による欠航で、全日空の羽田―米子空港(境港市)は本来の1日6往復が4往復に、羽田―鳥取空港(鳥取市)は5往復が2、3往復に減っている。平井知事は記者会見で「観光産業やビジネスに欠かせない路線であり、貢献したい。経験を積んだ社員により、行政サービスや地元産業のレベルアップも期待できる」と述べた。

 ANAは社員400人以上を全国の企業などへ出向させる方針で、三重、佐賀の両県も受け入れを表明した。広島県など中国地方の他の4県と政令市は、受け入れの協議をしていないという。(小畑浩) 

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