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尾道水道に珍客「ソトイワシ」 熱帯に生息、黒潮に乗る

2020/11/4 22:34

尾道水道で見つかったソトイワシ(尾道市提供)

 尾道市の尾道水道で、熱帯や亜熱帯に生息するソトイワシが見つかった。国立研究開発法人水産研究・教育機構水産技術研究所(廿日市市)が4日、確認した。瀬戸内海での発見は珍しく、豊後水道から黒潮に乗って入ってきたとみられるという。

 浦島漁協(尾道市浦崎町)の刺し網漁業者が2日、同市山波町の沖で全長55センチ、重さ1・6キロのソトイワシを捕獲。同市農林水産課などに連絡した。

 ソトイワシは、日本では土佐湾以南の太平洋暖海域で体長80センチまでに成長する。同研究所沿岸生態システム部によると、瀬戸内海では2012年に香川県などで発見例はあるが、広島県では確認されていないという。同部は「標本として保管し、要請に応じて研究者たちに貸し出す」としている。(森田晃司)


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