【速報】山口市でクラスターか、湯田温泉のバーが震源 新型コロナ、県内で計8人感染
2020/11/5 14:32
山口県は5日、県内で新たに8人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。うち山口市の7人は、先にマスターの感染が確認された同市湯田温泉のバー「bar 新世界」の客とその濃厚接触者で、県はクラスター(感染者集団)が発生したと認定した。
10月27、30日に同店を訪れ、陽性反応が出た20〜40代の男女6人は、嗅覚異常や発熱、せき、関節痛などの症状があり、いずれも軽症。うち2人は同市の山口情報芸術センターの職員で、同じ職場で働く40代男性も感染が判明した。
県は26〜30日の来店客32人をPCR検査。感染者と接触した人の検査も引き続き進めている。
この日、記者会見した村岡嗣政知事は、同店がマスクの着用やこまめな換気などの感染対策が不十分だったとし「大変残念。店側も利用者も対策を徹底するよう、改めてお願いしたい」と述べた。温泉街での感染拡大については「感染者が他の店に行っておらず、地区に広がるものではない」との認識を示した。
また、岩国市の海上自衛隊岩国航空基地に所属する20代女性自衛官の感染も分かった。味覚・嗅覚異常やせきなどの症状で軽症。県内の入院者数は11人となり、重症者はいない。
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