「アベノマスク」「3密」「自粛警察」 流行語大賞候補に30語、コロナ関連が半数
2020/11/5 15:26
「現代用語の基礎知識選 2020ユーキャン新語・流行語大賞」の候補30語が5日発表され、「アベノマスク」や「3密(三つの密)」「自粛警察」といった新型コロナウイルスに関連する言葉が半数を占めた。
選考委員会は「(候補の)全てが新型コロナ関連でもおかしくないほど新語が登場し、これまで存在する言語も独特の使われ方をした」としている。大賞発表は12月1日。
「アベノマスク」は、国内全世帯に布マスクを2枚ずつ配る安倍晋三首相(当時)の新型コロナ対策で、不良品の存在や費用面で論議を呼んだ。「3密」は密閉・密集・密接を意味し、感染リスクが高いため避けるよう呼び掛けられた。休業や外出自粛を他者に強いる「自粛警察」といった不穏な言葉も飛び交った。
【写真】政府が配布した布マスク
「テレワーク/ワーケーション」や「おうち時間/ステイホーム」など、働き方や暮らしの変化にまつわる言葉も並び、新型コロナが社会に大きな影響を与えたことが改めて浮き彫りになった。
日本学術会議を巡っては、菅義偉首相が会員任命拒否の理由として挙げた「総合的、俯瞰(ふかん)的」が候補に。アニメ映画が記録的な興行収入となっている大ヒット漫画「鬼滅(きめつ)の刃(やいば)」も候補入りした。
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