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江能准看護学院閉校へ 江田島、生徒数減少響く

2020/11/5 23:00
22年3月末で閉校する見通しになった江能准看護学院

22年3月末で閉校する見通しになった江能准看護学院

 准看護師を養成する江能准看護学院(江田島市)が来年度の新入生募集を停止し、2022年3月末で閉校を予定していることが5日、分かった。生徒数の減少などを受け、運営する江能医師連合会が継続を断念した。

 2年課程で1学年の定員は25人。少子化などを背景に近年は定員割れが続き、18年度の新入生は23人、19年度は21人、20年度は過去最低の13人にとどまった。中途退学者もおり、現在、在籍するのは1年生13人、2年生16人の計29人。

 22年度から看護教育の新カリキュラムが始まるのを控え、教員の増員や設備投資などの対応も迫られていた。今後、生徒の増加が見込みにくく、赤字経営に陥る可能性があるため、10月の臨時理事会で募集停止を決めたという。

 同学院は1969年に開校し、約900人の卒業生を送り出した。多くが市内や呉市の島しょ部の医療機関や福祉施設で働き、半世紀にわたり地域医療を支えてきた。

 同連合会長の青木博美学院長は「島の看護職の確保には一定の成果を残せたが、経営環境は厳しい。赤字を出す前に役目を終えたほうがいいと考えた」と話している。(三浦充博)

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