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今季のスキー営業困難 瑞穂ハイランド、86年の開業以来初

2020/11/6 22:57
今季の営業が難しくなった瑞穂ハイランド

今季の営業が難しくなった瑞穂ハイランド

 今春に運営会社が自己破産した島根県邑南町のスキー場「瑞穂ハイランド」について、破産管財人の弁護士が6日、今季の営業は難しいと明らかにした。1986年の開業以来、1日も営業しないシーズンは初めて。後継候補の企業と協議を続けており、契約交渉は少なくとも12月までかかる見通しという。

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 運営会社「瑞穂リゾート」(広島市西区)の破産管財人や町商工観光課によると、これまでに複数の企業が事業譲渡などに関心を示して管財人と交渉したが、契約には至っていない。現在も1社と協議中で、順調に進んでも契約できるのは12月にずれ込むという。

 営業期間は雪の状況により、おおむね12月中旬から3月まで。設備の安全点検などオープンに向けた準備に時間がかかることなどから、今季の営業は難しいと判断した。破産管財人は「正式には後継企業が決めることだが、スケジュール的に厳しいと感じている」とした。交渉経過や社名は明らかにしなかった。

 ハイランドは86年に開業。西日本最大級のスキー場としてピーク時は年間約25万人が訪れたが、暖冬による雪不足などで利用客は徐々に減少した。昨季は新型コロナウイルスの影響もあり、約5万人にとどまった。瑞穂リゾートは今年3月に事業停止し、4月に破産手続きに入っている。(鈴木大介) 

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