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子ども県議、元気な街提案 広島市中区、小中生35人が知事らに質問
2020/11/7 20:56
広島県内の小中学生が議員役となって県政の課題をただす「子供議会」が7日、広島市中区の県議会議場であった。小学5年から中学3年までの35人が、新型コロナウイルス禍の中での観光対策やまちづくりのアイデアなどを湯崎英彦知事たちにぶつけた。
交通・まちづくり、防災・環境自然などテーマ別に6組に分かれ、約10分の持ち時間で質問した。観光を担当したグループは「コロナ禍に広島のみんなを元気づける曲を作り、発信しては」と提案。湯崎知事は「曲は人を励まし、元気をくれる。広島ゆかりの人の発意で広島愛を曲として表現してもらえるよう力を貸してほしい」と答弁した。
自転車専用道の整備を提言したグループは交通事故や渋滞対策だけでなく、自転車の利用促進で感染防止や県民の健康づくりにつながると強調した。
県と県議会の主催。公募に応じた35人は2回の勉強会を重ね、質疑に挑んだ。福山中3年土肥紗代子さん(14)=福山市=は「身近な困りごとから質問を考えた。県の今後の取り組みに注目したい」と話していた。(宮野史康)
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