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バイデン氏勝利と報道 トランプ氏は徹底抗戦 米大統領選

2020/11/8 1:33

民主党のバイデン前大統領(共同)

 【ワシントン共同=仲井大祐】米主要メディアは7日、大統領選で民主党のバイデン前副大統領(77)が共和党の現職トランプ大統領(74)を破り、勝利を確実にしたと伝えた。トランプ氏は票の再集計や法廷闘争など徹底抗戦の構えだが、効果は不透明だ。

 バイデン氏は前回共和党が取ったラストベルト(さびた工業地帯)の中西部ミシガン、ウィスコンシン両州など激戦州を獲得し勢いに乗った。大統領に就任すれば、4年ぶりの民主党の政権奪還。社会の分断を深めたトランプ政治と決別し、国民の結束や国際協調への回帰を目指す。

 現職大統領の敗北となれば1992年のブッシュ(父)氏以来。副大統領にはアジア系で黒人のハリス上院議員(56)が就き、女性として米史上最高の政治的地位を手にする。

 選挙では「米国第一」で国内外に波乱を巻き起こしたトランプ政治を認めるか否かが問われた。トランプ氏は世界最多の感染者・死者を出した新型コロナウイルスへの対応も批判されたが、岩盤支持層の底堅さを見せつけ南部フロリダなど重要州を制し、大接戦となった。

 トランプ氏が同盟軽視の外交を続けたことで世界の秩序が揺らいでおり、バイデン氏は国際社会から超大国のリーダーとして秩序の回復も期待されている。一方、トランプ氏は郵便投票の「不正」を主張し、票集計作業の停止や再集計を求めて徹底抗戦する構えだ。


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