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広島地検が元広島市議長宅を捜索 河井陣営買収疑惑、公選法違反疑いか(2020年4月23日掲載)

2020/4/23 7:09
広島地検

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 昨年7月の参院選広島選挙区で初当選した自民党の河井案里氏(参院広島)の陣営を巡る公選法違反事件に絡み、広島地検が21日に平野博昭元広島市議会議長(78)=広島市西区=の関係先を家宅捜索したことが22日、分かった。公選法違反容疑とみられる。

 地検は、案里氏と夫の克行前法相(衆院広島3区)が参院選の公示前、広島県内の首長や地方議員らに票の取りまとめを頼む趣旨で広く現金を渡したとの見方を強め、関係者の任意聴取を進めている。

 2015年に引退した平野元議長は当選8回で、1999年から4年間議長を務めた実力者。引退後も政界関係者との親交があり、影響力があるとの見方もある。地検は21日、平野元議長の自宅のほか、地盤を継いだ息子の平野太祐市議(49)と共同で開いている事務所を家宅捜索した。平野元議長の任意聴取もした。

 2人は22日、中国新聞の取材に応じ、関係先の家宅捜索を受けたことを認めた一方、現金の受け取りはないとあらためて否定した。

 地検は今月9日以降、参院選で案里氏を支援した桧山俊宏元県議会議長(75)=広島市安芸区=たち現職の自民党県議4人の関係先を家宅捜索している。これまでの取材で県内の地方議員の少なくとも35人が地検の任意聴取を受け、このうち県議7人と広島市議6人の計13人が、河井夫妻側が参院選の公示前に現金を持参してきたと証言している。

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