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河井前法相秘書が辞職 公選法違反事件で起訴後に(2020年5月30日掲載)

2020/5/30 7:00
高谷真介被告

高谷真介被告

 自民党の河井克行前法相(衆院広島3区)の妻案里氏(参院広島)が初当選した昨年7月の参院選広島選挙区で、車上運動員に法定を超える報酬を払ったとして公選法違反(買収)の罪に問われた高谷真介被告(43)=東京都葛飾区=が、3月24日に起訴された後に克行氏の政策秘書を辞めていたことが29日、分かった。

 関係者によると、高谷被告は2017年に克行氏の秘書団筆頭格の政策秘書に就き、東京・永田町の議員会館にある事務所で勤務。今回の参院選では約3カ月前から広島入りし、克行氏の指示を陣営内に伝えるパイプ役を務めていた。広島地検が起訴時に発表した肩書も政策秘書だった。

 しかし中国新聞が今月27日に衆院で克行氏の秘書の現況ファイルを閲覧すると、高谷被告の名前はなかった。衆院事務局は「秘書は届け出が必要。この現況ファイルが最新」としている。関係者も「既に辞めている」と話した。中国新聞は辞職の有無などを克行氏の事務所に文書で問い合わせたが、29日夕までに回答はなかった。

 高谷被告は、案里氏の公設第2秘書立道浩被告(54)=広島市安佐南区=らと共謀して昨年7月19〜23日の間、車上運動員14人に公選法の上限を超える報酬計204万円を渡した疑いが持たれている。初公判は6月12日に広島地裁である。

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