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安芸高田市長が辞職 再立候補はしない意向【動画】(2020年7月4日掲載)

2020/7/4 9:49
辞職が認められ、市長の名札を倒して議場を去る児玉市長

辞職が認められ、市長の名札を倒して議場を去る児玉市長

 昨年7月の参院選広島選挙区を巡る大規模買収事件で、現金受領を認めた安芸高田市の児玉浩市長(57)が3日、辞職した。市議会が臨時会を開き、同日付での辞職に同意した。
 臨時会本会議で、「一身上の都合」とする辞職願が代読された。質疑、討論はなく、議長を除く全17議員の全会一致で辞職を認めた。児玉氏は一言も発言することなく、議場を退席した。

 児玉氏は辞職後の同日夕、中国新聞の取材に答え、次の市長選に立候補しない考えを示した。「けじめをつけたかった」と理由を説明している。

 児玉氏は、広島県議会副議長を辞職して臨んだ今年4月の市長選で無投票初当選。一貫して現金授受を否定していたが、6月24日、県議時代に前法相の河井克行容疑者から2回にわたって現金計60万円を受け取っていたと認めた。同月26日の記者会見では続投への意欲を示していたが、4日後に辞職を表明した。

 市選管は3日、児玉氏の辞職に伴う市長選の日程を、8月2日告示、9日投開票と決めた。新市長が決まるまでの間は、竹本峰昭副市長(66)が職務代理者を務める。

 現金の受け取りを認めた首長の辞職は、広島県安芸太田町の小坂真治前町長(71)、三原市の天満祥典前市長(73)に続き、3人目。(小山顕、和泉恵太)

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