三村氏が無投票で4選 広島県熊野町長選【動画】
2020/11/10 21:00
任期満了に伴う広島県熊野町長選は10日告示され、無所属現職の三村裕史氏(68)以外に立候補はなく、無投票での4選が決まった。同町長選の無投票は2012年の前々回、16年の前回に続き3回連続となる。
三村氏はこの日、同町中溝の選挙事務所近くで開いた出陣式で「先頭を切って、元気な町にしていきたい」とあいさつした後、選挙カーで町内を巡った。午後5時に当選が決まると、同町中溝の選挙事務所で、後援会の役員たちと万歳をした。三村氏は、災害に強いまちづくりを進め、町の主力産業である筆を生かした町の活性化に取り組む決意を示した。
三村氏は08年、当時の町長の死去に伴う選挙で初当選した。今回は、6月に立候補を表明し、子育て支援の推進や熊野筆を生かした地域文化の振興などの実績をアピールした。政党推薦は受けなかったが、同町を地盤とする県議や多くの町議が支援し、地域の各種団体にも幅広く支持を浸透させるなどした。(石井雄一)
三村裕史(みむら・ひろし)氏 80年県職員。90年に筆製造会社に入り、91年から専務。町社会教育委員、町商工会理事、筆まつり実行委員会委員長を務めた。08年に町長に初当選。中溝。早稲田大卒。
▽復興が最重要課題
三村町長の話 西日本豪雨からの復旧・復興を最重要課題として取り組み、より安全な熊野町を築く。筆の町という産業文化を生かしながら、町を発展させていきたい。全ての課題に対し、おごることなく、謙虚な気持ちで町政運営を進めていく。
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