トピックス

溝手氏の50万円提供「是非は国民が判断」 加藤官房長官

2020/11/11 21:55

加藤勝信氏

 加藤勝信官房長官(岡山5区)は11日の記者会見で、昨年7月の参院選広島選挙区に自民党現職で立候補し落選した溝手顕正氏側から公示1カ月前、元広島県議会議長の奥原信也県議側に50万円が提供されていたことについて、政党支部間の振り込みだったことを念頭に「政治資金規正法上、特段の制限はない」と指摘する一方、その是非の判断は「国民に委ねられている」との見解を示した。

 広島選挙区を巡っては、自民党新人で立候補し当選した河井案里被告(参院広島)と夫で元法相の克行被告(広島3区)が公選法違反罪で公判中。溝手氏にも金銭授受の問題が明らかになった。

 政治不信の高まりを招く事態に加藤氏は、政治資金の収受や支出が「いやしくも国民の疑念を招かないよう公明正大に行われなければならない」と強調。さらに同規正法が収支の公開を義務付けていることから「収支報告書の内容に対する判断は国民に委ねられている」と話した。

 自民党本部が公示前に河井夫妻側へ提供した1億5千万円に関する説明について、菅義偉首相は党総裁選中に「総裁になったら責任を持って対応したい」と話していた。この点に関し加藤氏は「捜査中でありコメントは控える」と述べるにとどめた。(下久保聖司)


  • 前の記事へ
  • 次の記事へ

 あなたにおすすめの記事

トピックスの最新記事
一覧