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宮島の観光客、強まる回復傾向 一時は前年の1割水準

2020/11/12 18:10

観光客数が回復しつつある宮島の表参道商店街

 世界遺産の島・宮島(廿日市市)の10月の来島者数は23万795人と、前年同月の6割の水準となった。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で一時は前年の1割の水準まで落ち込んでいたが、政府の観光支援事業「Go To トラベル」などにより、回復傾向が強まっている。

 宮島観光協会によると、10月の来島者数は前月より約4万4千人増えた。5月は前年のわずか9・4%にまで落ち込んだが、6月は29・3%、8月は35・9%と続き、10月は56・8%に回復した。その後も来島者数が伸びており、「11月は前年の7割の水準まで戻るかもしれない」と同協会はみる。

 国の観光支援策「Go To トラベル」は10月から、東京都内の発着プランが対象となり、「感染症対策を徹底した上でなら、旅行してもいい」との意識が広がったもようだ。春や夏に中止・延期した修学旅行を、10月に実施した学校が相次いだことも客数を押し上げた。

 同協会の上野隆一郎専務理事は「回復基調が強まっておりうれしい。感染症予防に気を付け、密にならないようにして訪れてもらいたい」と述べる。(東海右佐衛門直柄)

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