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岸田氏、溝手氏を擁護 「政党支部間の資金移動」強調 元広島県議長の奥原氏への50万円提供

2020/11/12 21:03

岸田派の会合後に取材に応じる岸田氏(右)

 自民党の岸田文雄前政調会長(広島1区)は12日、昨夏の参院選広島選挙区で落選した溝手顕正氏の党支部が公示1カ月前、元広島県議会議長の奥原信也県議が関わる党支部に50万円を提供した問題について、公選法違反罪で公判中の元法相の河井克行被告(広島3区)と妻の案里被告(参院広島)が地方議員らに現金を配った方法と対比させる形で溝手氏を擁護した。

 岸田氏は報道陣の取材に「(河井夫妻が現金を)封筒に入れて置いていったのと政党支部間の資金移動とは整理して論じなければならない」と述べた。溝手氏は自民党岸田派の最高顧問だった。

 自民党を離党した克行被告が現職の広島3区に公明党が次期衆院選で候補者擁立を検討していることに対しては「3区に自民党が候補者を立てたいと、県連から公明党をはじめ関係者に伝えている」と説明。県連が12日、候補者公募を決定したことにも触れ、公明党の動きをけん制した。

 自民党総裁の菅義偉首相は次期衆院選の公認候補者選定で、小選挙区で連敗し比例代表で復活当選した現職の重複立候補を原則認めない考えだ。中国地方では広島6区を地盤とする岸田派の小島敏文氏(比例中国)が該当する。岸田氏は「同様の選挙区は全国に多く、地元県連の意向を優先する考え方もある。党本部による説得力を持った説明が必要だ」と述べた。(下久保聖司)

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