衆院広島3区候補、年内選定 自民県連、公募を決定
2020/11/12 23:00
自民党広島県連は12日、広島市中区のホテルで選挙対策委員会を開いた。次の衆院選広島3区で、昨年7月の参院選広島選挙区の大規模買収事件で離党した無所属現職の河井克行被告(57)に代わる候補者を公募で選ぶと決めた。18日から25日まで受け付け、年内に決める日程が最有力となっている。
選対委員長を務める党県連の宮沢洋一会長(参院広島)や県議、広島市議たち8人全員が出席。広島3区の立候補予定者となる党支部長の候補者選びについて、非公開で協議した。
宮沢会長は終了後、幅広く門戸を開くため、公募を全会一致で決めたと説明。「河井夫妻の事件があり、広島3区の状況は大変厳しい。党県連として力を入れなければならない」と述べた。選考方法などは宇田伸幹事長に一任したとした。
党県連によると具体的な人選は、広島3区内の地方議員や経済界の関係者でつくる選考委員会が担う。書類審査や面接に加えて、討論会を開く案が出ている。
公募には、いずれも新人で党県議の石橋林太郎氏(42)と弁護士の今枝仁氏(50)が応じる姿勢を示す。そのほかにも動きがある。
広島3区は、立憲民主党新人で元会社役員のライアン真由美氏(57)が立候補を表明済み。東京地裁で公判中の克行被告の態度は今のところ分かっていない。連立与党の公明党も公認候補者の擁立を目指している。(樋口浩二)
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