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核禁条約1月発効PR 広島市、国際会議場に掲示

2020/11/13 22:54
広島国際会議場の窓ガラスに張り出された核兵器禁止条約発効を伝えるメッセージ

広島国際会議場の窓ガラスに張り出された核兵器禁止条約発効を伝えるメッセージ

 広島市は13日、核兵器禁止条約の来年1月22日発効を伝えるメッセージを、平和記念公園(中区)内の広島国際会議場に張り出した。市内外から訪れる人たちにアピールし、廃絶への機運を盛り上げる。

 メッセージは、建物3階の平和大通りに面した窓ガラスに掲示した。縦0・6メートル、幅1・8メートルの紙計12枚を2列に並べ「核兵器禁止条約 来年1月発効確定!」「核兵器のない世界の実現に向けて新たなスタート」と訴えている。この日、平和推進課の職員4人が1枚ずつテープで留めた。

 同条約は核兵器の開発から使用までを全面禁止する内容で、2017年7月に国連で採択された。批准数は今年10月、発効に必要な50カ国・地域に達した。核保有国は条約に反対し、日本は米国の「核の傘」に依存する立場などを理由に署名も批准もしていない。

 同課の坂本優治課長補佐(47)は「条約に実効性を持たせるには、まだまだ多くの国の署名・批准と市民の後押しが必要。よく見える場所で訴え、条約への関心を高めたい」と話す。

 市は、原爆資料館に掲示していた、批准国を載せた世界地図のパネルも今月上旬に更新。50カ国・地域に達したことや発効日を紹介する文字を加えた。(久保田剛)

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