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【案里被告第25回公判 弁護側被告人質問詳報】参院選巡る情勢<4>公示前だけで名刺を30万枚配った

2020/11/14 1:35

 弁護人 県議のころの後援会の名前は。

 被告 あんり未来ネットワークです。

 弁護人 地盤は。

 被告 安佐南区です。

 弁護人 あんり未来ネットワークはそのまま参院選で後援会にはできない。

 被告 はい、そうです。

 弁護人 後援会組織をつくるのは強い基盤をつくるのに必要だが、時間がかかると思うが。

 被告 昨年の参院選の前は2カ月半の時間があった。それまで県議として培った人的なつながりをたぐり寄せ、後援会の卵のようなグループをつくることを一生懸命にやりました。

 弁護人 選挙の活動はどうされるつもりだったのか。

 被告 選挙後もおそらく6年後も県連との冷たい関係が続いていると思ったので、有権者と人間関係をつくりたいと強く思っていた。年間で50の後援会をつくろうと事務所の人間に指示をした。

 弁護人 県連の支援を受けられない状況の中で、どういう見通しを立てていたか。

 被告 参院選に対する見立ては、10年前に立候補した広島県知事選と同じ大きさの選挙区。それと比較して見立てていました。

 弁護人 具体的には。

 被告 10年前の知事選より昨年の参院選の方がはるかに戦いやすい。選挙の構図として連合、公明党が県知事につき、それに共産党を含む4者が結束して1人の候補者を支援していた。今回はそれがなかった。連合、共産党が候補者を立てていたので、やりやすいと思った。選挙の準備期間は、知事選は告示まで9日間しかなかったが、参院選は2カ月半という長い期間がある。大変励みになった。知事選で20万票取った実績が支えになった。

 弁護人 県連主導と比較すると戦いやすいということか。

 被告 戦いやすいと思いました。

 弁護人 参院選では公示後の選挙運動にどういう戦略で臨もうと思ったか。

 被告 徹底した草の根で戦おうと思っていた。

 弁護人 組織に頼らずにか。
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