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「鬼滅」で注目のSLを一般開放 三次の妖怪博物館前、22・23日

2020/11/14 13:17
妖怪博物館前に展示しているSL「48650号機」の状態を確認する小畠さん(左)たち

妖怪博物館前に展示しているSL「48650号機」の状態を確認する小畠さん(左)たち

 大ヒット中のアニメ映画「劇場版『鬼滅(きめつ)の刃(やいば)』無限列車編」に登場する蒸気機関車(SL)のモデルではないかとして評判になっている車両の同型機が、三次市三次町の妖怪博物館前にある。映画公開で注目が集まり、ファンが訪れる人気スポットに。保存に携わる市民有志は22、23の両日、SLの一般開放イベントを開く。

 【写真集】三次の妖怪博物館前に展示しているSL「48650号機」

 話題のSLは、「ハチロク」の愛称で親しまれている8620形。三次に現存する48650号機は1921年の製造で、60年代半ばに三次機関区へ移籍。芸備線、福塩線を走り、71年に引退した。旧国鉄から無償貸与を受けた市が72年から現地で静態保存する。

 ハチロクは、大正期が舞台の「鬼滅の刃」に登場する無限列車に似ていることから、JR九州が動態保存する同型機を使った臨時列車「SL鬼滅の刃」を走らせて話題になった。

 さびた車体を再塗装するなど三次のSL保存に携わる三次市三若町の塗装業小畠数美さん(72)によると最近、アニメのキャラクターに扮(ふん)したファンが記念撮影する姿が見られ始めたという。

 小畠さんは「計器類の保存状態もよく、大きな動輪は迫力満点。アニメファンにも喜んでもらえる」と期待する。22、23日の一般開放は午前10時〜午後3時。機関車を囲む柵内に入り、運転台に立ち入ることができる。無料。(石川昌義)

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  • 運転台の内部。計器類や金具が往時を伝える
  • 石炭を満載して各地を駆け抜けた
  • 雄姿を物語る大きな動輪。約50年間の走行距離は地球63周に相当する251万キロを超える
  • 市民有志が車体を手入れし、かつての真っ黒な光沢を取り戻した
  • 計器類の保存状態も良好だ
  • 車体番号を表示した機関車前方

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