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山口の上関大橋20センチ段差 専門家「初めて見るケース」「重篤な損傷見られず」【動画】

2020/11/15

上関大橋にできた段差を確認する麻生教授(左から2人目)たち

 山口県上関町の上関大橋に高低差約20センチの段差が生じ全面通行止めになっている問題で、管理する県は15日、現地を調査した。原因は特定できなかったが、橋全体の強度については一定に安全性を確認できたとして、救急車やパトカーなど緊急車両に限り通行させることにした。

  【写真】上関大橋にできた段差

 調査には、中国地方整備局職員や山口大大学院の麻生稔彦教授(橋りょう工学)、橋の施工業者たちが同行。路面や桁の内部を目視点検したところ、本土の室津半島側の桁が約20センチせり上がり、逆に橋中央部がシーソーのように約1センチ沈んでいたという。構造上の異常は見当たらず、原因は特定できなかった。

 調査後、麻生教授は取材に「橋本体にひび割れなどの重篤な損傷は見られない。初めて見るケース」と話した。

 上関大橋は1969年に完成。2013年に耐震補強を終え、17年の県の定期点検では異常はなかったという。県はこの日の調査から「橋そのものの強度は保たれている」と判断。同日午後6時に緊急車両を通行規制の対象から外した。また、対岸の長島へ帰宅できなかった町民や島を訪れ足止めを食った釣り客たちの車も特別に通した。

 16日以降の対応について、県道路整備課の竹本哲也主幹は「安全性が客観的に確認できるまでは緊急車両だけを通す」と話す。(堀晋也、門脇正樹)

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【緊急】上関大橋の通行止め(上関町HPより)


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