広島市で新型コロナ7人感染 20〜50代、広島銀行職員も
2020/11/15 17:56
広島市は15日、市内の20〜50代の7人が新たに新型コロナウイルスに感染したと発表した。6人が軽症で、1人は無症状という。
市によると、20代と50代が3人ずつ、40代が1人。このうち、20代の1人は14日に市が発表した50代の感染者と同居する家族で、鼻水の症状がある。40代の1人と50代の1人はいずれも、岡山市が13日に発表した感染者の濃厚接触者。40代は発熱や頭痛の症状があり、発症前2週間以内に岡山、島根、山口県を訪れていた。50代は無症状で、同じ期間に中四国と関西の5県1府を訪ねていた。
ほかの4人の感染経路は調査中。うち50代の2人は同居の家族。1人は発熱があり、発症前2週間以内に福岡県を訪れていた。もう1人は発熱や全身のだるさなどの症状があり、同じ期間に山口県を訪ねていた。残る20代2人のうち1人は発熱や全身のだるさなどがあり、発症前2週間以内に東京都を訪問。もう1人はのどの痛みがあるという。
いずれも14日、PCR検査か、抗原検査で陽性が分かった。
また、広島銀行(広島市中区)は20代の職員1人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。同行での感染確認は初めてで、市が発表した7人に含まれるという。勤務する広島銀行広島西支店(西区)と併設するひろぎん証券広島西支店は店内の消毒を済ませており、16日から通常通り営業するという。
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