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「美肌県しまね」本格PR 「内側から美肌に」ジビエ新メニュー
2020/11/15 21:34
「美肌県しまね」をキーワードにした島根県の観光施策に合わせ、「美人の湯」で知られる浜田市金城町の美又温泉で、ジビエの新メニューがお目見えした。石見地域の温泉を売り込むラッピングバスも運行を始め、新型コロナウイルスで抑え気味だった「美肌」観光を盛り上げる。
美又温泉旅館組合は、美肌効果があるといわれるビタミンB群が豊富なイノシシ肉を使った新メニューを開発した。美又温泉国民保養センターで今月、第1弾の提供を始めた。
センターの美肌食堂に加わったのは、石焼きビビンバ風丼と、鍋焼きうどんの2種類。イノシシ肉は同市弥栄町の加工処理施設から仕入れ、それぞれ80グラム程度使っている。硬く、独特の臭いがあるとされるため、薄くスライスしたり、調味料を使ったりして抑えた。
野菜や卵もほとんど地元産を使用した。いずれも小鉢などが付いて千円。「入浴で肌をツルツルに。食事で体の内側からも美肌になってほしい」とPRする。
同組合は県の観光対策事業に合わせ、今年1月にメニューの開発をスタート。加盟の9旅館がワイン煮込みやギョーザなどを考案し、3月の試食会を経て実現した。今後、他の旅館もイノシシ肉を使った別の新メニューを提供する。横田雪生組合長(73)は「女性も食べやすいメニューになった。ぜひ美又温泉を訪れてほしい」と話している。
美肌食堂は午前11時〜午後2時、土曜祝日午後5〜7時半。水曜定休。Tel0855(42)0353(梨本晶夫)
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