V字回復へアジア重視、広島空港30路線へ コロナ後の「成長」期待
2020/11/16 23:38
2021年7月の広島空港(三原市)の民営化で、国土交通省が16日に公表した企業グループの事業提案は、アジア重視を鮮明に掲げた。経済成長に伴う訪日外国人客(インバウンド)需要を見込んだ「積極的な提案」(広島県)だが、広島空港の乗客数は20年度上半期、新型コロナウイルスの影響で前年同期比83・4%減に沈む。1993年の開港以来最低の水準からの「V字回復」へ、手腕が問われる。
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事業提案によると、アジアとの直行便は3期に分けて20路線まで拡張する。新型コロナの収束後、25年度までに中国のハルビン、成都、台湾の高雄など東アジアの地方都市への就航を進める。
▽50年度までにインドのデリーまで
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