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【案里被告第26回公判 検察側被告人質問詳報】<3>桧山先生は格が違う、差し上げるのは失礼

2020/11/18 3:37

 検察官 次の質問。あなたとあなたの陣営が参院選の当選に向けた活動を始めたのはいつからか。

 被告 19年7月4日です。

 検察官 その前に参院選に当選するために活動していたのではないか。

 被告 政治活動を行っていました。

 検察官 政治活動として参院選で当選を目指す活動をしていたか。

 被告 政治活動です。

 検察官 どんなことか。

 被告 政策を地道に訴えること、政策に対する共感を得ること、フィードバックを得ることです。

 検察官 参院選に向けて名前と顔を知らしめ、票につなげる目的で活動していたか。

 被告 具体的にどういうことですか。

 検察官 私の方が聞きたい。公認を得た後、参院選に向けて活動していたのではないか。

 被告 もちろんしていました。

 検察官 どんな。

 被告 政策を訴えることです。

 検察官 どんな形でか。

 被告 街頭演説です。

 検察官 それだけか。

 被告 街頭演説が主ですね。後援会を結成して、私の政策を訴える。人出の多いイベントや行事に出掛けて自民党の党勢拡大のために活動します。

 検察官 事前運動のことを気にしているのかもしれないが、それに一つ一つ確認しようとしているのではない。二連ポスターを作って配る。千社札という名前入りシールを作って配る。選挙はがきを配る。後援会入会申込書を配る。こういった活動は7月4日より前にしていたのではないか。

 被告 千社札はよく存じ上げないが、その他は7月4日より前にしていて。

 検察官 公認を受けて参院選に向けて選挙運動をしなければという気持ちがあったのではないか。

 被告 自民党の党勢拡大のための活動です。

 検察官 参院選が迫っていた時期であり、昨年2月末ごろ、早く公認を得て選挙運動をしたいと思っていたのではないか。

 弁護人 それは事前運動の言葉の使い方がおかしい。

 検察官 社会的な言葉として選挙に向けた運動と言った。

 弁護人 混同するので言葉を変えてほしい。

 検察官 参院選に向けた当選を得るために活動を早くしたい、公認を早く得たいと思っていたのではないか。

 被告 当時の認識がどうだったか。思い出せないが。できません。

 検察官 統一地方選に向けて皆さんの準備の活動が活発になると、県議として立候補を表明するか、参院選に立候補するか、選択しないといけない。統一地方選の準備が本格化する前に公認を得たいという思いがあったか。

 被告 自分はもう県議として引退しようと思っていました。

 検察官 自民党総裁にも訴え、参院選の運動ができないと公認してもらおうとしなかったか。
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