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山口の上関大橋、4日ぶりに通行再開 片側交互で

2020/11/18 21:01

応急復旧工事で段差をなくし、片側交互通行が始まった上関大橋(画像の一部を修整しています)

 山口県上関町の上関大橋に約20センチの段差が生じ通行止めになっていた問題で、管理する県は18日、片側交互通行で4日ぶりに往来を再開させた。構造に関わる支障はないとしつつも、用心のため1台ずつ通す。完全復旧の時期は未定。

 通れるのは歩行者と自転車、乗用車と軽乗用車、バイク、ミニバイク、2トン以下のトラック。橋の両側に警備員を3〜5人ずつ24時間態勢で置く。一方で町は19日も臨時船を出す。

 通行規制が緩和された午後6時、本土の室津側の県道は対岸の長島へ渡る車で混み合った。長島に住むアルバイト石原豊人さん(62)は「ひと安心。長引けば食料の調達に困った」と室津側に置いていた車で渡った。室津側では2時間半前から車列ができ、長島に車を置いて帰った町外の釣り客も見られた。

 上関大橋は全長約220メートルの片側1車線で1969年に開通。14日夜、乗用車が衝突する事故が起きて段差が発覚した。橋桁が約20センチ跳ね上がり、県は直後から通行止めにしていた。

 県は損傷の原因を究明するため近く専門家会議を開く。村岡嗣政知事は18日の記者会見で「早期復旧に向けて全力を尽くす」と述べた。また、柏原重海町長は交通規制の緩和を受け「不便さは多少解消される。町民の通行を優先させるため、町職員には橋を使わないよう指示した」と話した。(門脇正樹、堀晋也)

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  • 室津側で上関大橋(奥)の片側交互通行開始を待つ車列(画像の一部を修整しています)

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