広島県内さらに4人感染 廿日市2人、三原1人、尾道1人 1人はホテルで療養、新型コロナ
2020/11/18 14:57
広島県は18日、新たに4人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。2人は廿日市市の20代と60代でともに軽症。ほかの2人は三原市の50代と尾道市の60代で、いずれも無症状という。このうち三原市の50代は、県が医療機関の負担を減らすために始めた新たな運用に基づき、入院することなくホテルで療養を始めた初のケースとなった。
県によると、三原市の50代と尾道市の60代は職場の同僚。職場には県外に出張する人が多いため、16日に医療機関を受診してPCR検査を受け、17日に感染が分かった。2人の県外との行き来は、現時点では確認されていない。
廿日市市の2人は県が14日に感染を発表した同市の感染者の濃厚接触者。2人はともに15日のPCR検査では陰性で、健康観察で自宅待機をしていた。60代は16日に微熱を発症し、17日に感染が判明した。20代は14日以降に断続的に微熱が続き、17日に陽性となった。せきや鼻水、目の充血も出ているという。
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