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【陸上】山縣、復活への肉体改造誓う 男子100、見据える東京
陸上男子100メートルの山縣亮太(セイコー、広島・修道高出)が18日、中国新聞のオンライン取材に応じた。故障で不本意な走りが続いたここ2シーズンから「復活しないといけない」と肉体改造への決意を表明。来夏の東京五輪に向け、「決勝進出を目標にしてもいいレベルには来ている」と自信をにじませた。
昨季は腰痛などに苦しみ、今年も7月に右膝を痛めたのが響いて8月のセイコー・ゴールデングランプリ(東京・国立競技場)では10秒42で予選敗退。「取り組みを見直さないといけない」と以後のレース予定を取りやめ、勝負の2021年を見据えて雌伏の準備期間に入った。
故障の主な要因として結論づけたのは「筋力のバランスの悪さ」だ。長年トップスプリンターとして活躍する中、「使う筋肉が固定化され、使わない弱い部位が出力に耐えきれなくなっている状態。体を100パーセント生かし切れるよう、鍛えづらく、細かい筋肉を丁寧に鍛えていきたい」。筋トレの負荷や体重増に固執してきた過去に決別し、故障のない肉体づくりを最優先する。
技術面では、昨冬から前傾姿勢を長く続けるスタイルへと変更。手応えを得ている。来季五輪に出場するには10秒05の参加標準記録を突破し、6月の日本選手権で3位以内に入る必要があるが、「いいトレーニングができれば全く問題ないと思っている。(五輪は)100メートル準決勝で9秒台を出して決勝に進みたい。400メートルリレーで金メダルという目標にも変わりはない」と自信をのぞかせる。
冷静沈着な現実派で、途方もない夢を目標として語ることはない。そんな姿勢は、新型コロナウイルスの影響で開催への疑問の声がくすぶる五輪自体にも向けられる。「選手としては五輪があってほしいと思う。ただ、世界的な情勢や世間の雰囲気を無視してまで、絶対に走りたいとは思っていない。なければないで仕方ないと思うので、そこへの不安はない」。過去2度五輪を経験した28歳は、地に足を着けて復活ロードを歩む。
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