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【克行被告第11回公判 検察側の供述調書朗読詳報】後援会副会長の男性E 選挙はこりごり、関わらない

2020/11/20 1:23

 ■後援会副会長の男性

 克行さんから最初に現金をいただいたのは12年12月投開票の衆院選だったと思う。自宅の玄関先で「もう選挙じゃけえ、よろしく頼みます」と言われた。09年の衆院選で自民党が敗れ民主党に政権交代していた。それだけに選挙運動を積極的にという意味だと分かった。私は何度も断れば克行さんの顔をつぶすと思い受け取りました。その後も14年12月と17年10月の衆院選でも事前に連絡してきた克行さんから5万円を受け取り、生活費に充てました。

 19年7月の参院選では19年5月18日午後6時半ごろ、河井案里さんへの票のとりまとめなどの報酬として10万円を受け取りました。その日は日暮れまで農作業をしていました。1台の車が止まり、克行さんが降り、「こんにちは」と声をかけてきました。私が向き合うと、克行さんは「今回の参院選に案里が出るけえ、頼みます」と言い、リーフレットの入った封筒と少し小さめの封筒を一緒に差し出してきました。集会への参加を知人、友人に呼び掛けてほしいという報酬だと思いました。私は町議、市議の経験があり、公選法に違反することが分かっていました。しかし、克行さんの必死な思いを感じ、断れば顔をつぶすと思い「分かりました」と言って受け取りました。克行さんは「それじゃ、お願いします」と言うと車に乗り込んで出て行きました。帰宅して大きめの封筒の中を見ると、案里さんの後援会の入会申込書が入っていました。もう一つの小さい封筒の中を見ると1万円札が10枚入っていました。
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