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紅葉の佛通寺、渋滞悩ましく 三原、3連休も発生の恐れ
紅葉の名所で知られる三原市高坂町の佛通寺がマイカーの渋滞に頭を抱えている。今秋の拝観者は昨季より3割増。新型コロナウイルスを意識し、近場で野外の観光スポットを目指す人が多いためとみられる。21〜23日の3連休も引き続き大渋滞の恐れがあり、関係者が気をもんでいる。
佛通寺によると、3〜19日の拝観者は約1万8千人。この3連休を加えると、昨シーズン(11月3〜24日)の2万人を上回るのは確実という。特に今秋はコロナ禍の影響で、観光バスは昨年の3分の1にとどまったのに対し、マイカーが大幅に増えている。寺側は「感染を避け、家族や仲間だけでマイカー移動したい人が多い」と見立てる。
正確な台数は不明だが、「多い日には2千台近い」(関係者)というマイカー利用に対し、寺から徒歩圏内のマイカー駐車場は3カ所計90台分しかない。シャトルバスが発着する高坂自然休養村周辺も計210台と限られている。マイカーには一方通行の回り道を設けて対応しているが、道路に車があふれてバスも巻き込まれてしまうという。
▽「駐車まで2時間待ち」
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