藤沢里菜が初優勝 囲碁の広島アルミ杯・若鯉戦、男女混合で女性初
2020/11/22 19:45
囲碁の若手棋士による「第15回広島アルミ杯・若鯉戦」(日本棋院、日本棋院広島県本部主催、特別協賛・広島アルミニウム工業、中国新聞社後援)の最終日は22日、広島市中区の相鉄グランドフレッサ広島であり、決勝で藤沢里菜女流立葵杯(22)が孫〓七段(24)に半目勝ちし、初優勝した。男女混合で争う公式戦で女性が優勝するのは初めて。
藤沢女流立葵杯は準決勝で平田智也七段(26)に中押し勝ち。孫七段は藤村洋輔四段(25)に6目半勝ちし、決勝に進んだ。
決勝は大した争いもなく、手堅い着手に終始した。序盤は白番の藤沢女流立葵杯がやや打ちやすいと見られたが、中盤に孫七段が下辺でやや盛り返して、互角の展開。終盤のヨセ勝負で藤沢女流立葵杯が際どく半目残した。
全棋士に参加資格がある公式戦では昨年、上野愛咲美女流本因坊(19)が竜星戦で準優勝している。本棋戦では、2006年の第1回を謝依旻三段(当時16歳)が制したが、当時は非公式戦だった。
藤沢女流立葵杯は埼玉県出身。10年に当時の最年少記録となる11歳6カ月でプロ入りした。師匠は祖父の故藤沢秀行名誉棋聖。(永山貞義)
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