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岡山県内の外国人宿泊客97%減 7―9月、コロナ禍での岡山空港便の運休響く

2020/11/24 12:10
閉鎖されている岡山空港の国際線出発ロビー

閉鎖されている岡山空港の国際線出発ロビー

 岡山県は、7〜9月に県内を訪れて宿泊した外国人旅行者が2033人となり、昨年同期と比べ97・4%減ったと発表した。4〜6月の1544人に比べ489人増えた。新型コロナウイルス感染拡大に伴う入国規制の緩和の影響などが一定の要因とみられるが、減少の割合はほぼ同じ水準で推移している。3月から運休している岡山空港(岡山市北区)発着の国際4路線は今も再開のめどが立っておらず、減少は続く見通し。

 昨年はこの期間、7万8139人が県内を訪れ、宿泊した。今年、国・地域別で宿泊者が最も少なかったのはマレーシアの7人(前年比2・4%)。減少の割合が最も大きかったのが香港の16人(0・1%)。前年は1万3091人だった。続く台湾は73人(0・3%)で前年は2万5308人。香港、台北便の運休が響いている。

 ほかは少ない順で、タイ27人(6・1%)▽韓国33人(0・9%)▽シンガポール36人(6・1%)▽フランス44人(1・5%)▽米国139人(5・4%)―などとなっている。

 前年に最も多かった台湾は、2万5235人減った。続く中国も1万5245人の減。いずれも、4〜6月より減少幅が大きくなっている。

 同空港発着の国際線はソウル、上海、香港、台北の4便。航空各社は今年に入り運航を見合わせており、3月以降「フライトゼロ(定期便全便運休)」が続く。こうした事態に伴い、経営への打撃も深刻化している。

 県は、県内のホテルや旅館に宿泊した外国人旅行者数について、2016年から3カ月ごとに抽出調査を実施している。(中島大) 

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