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橋に段差、鮮魚配達で島民手助け 道の駅「上関海峡」

2020/11/25 21:27
道の駅から配達された魚のパックを買う住民(右)

道の駅から配達された魚のパックを買う住民(右)

 山口県上関町の道の駅「上関海峡」は24日、地先の海で捕れた魚の刺し身などを町内で配達し始めた。車を持たないお年寄りが多いため、道の駅から離れた地域のほか、段差が生じて通行制限が続く上関大橋の先の長島に住む人たちの買い物を手助けする狙い。月1度の配達を3カ月間試して好評なら続ける。

 この日は長島沖で捕れたサワラやコウイカ、養殖の車エビと、本土側の室津のシロサバフグに離島祝島の大根のツマを盛り付けてパックにした。事前に予約を受けた約50パックを届けた。室津の志田地区の農業榊原吉江さん(86)は手押し車で配達場所に訪れ「近くで買えて助かる。新鮮な生ものが味わえるのはありがたい」と2パックを買った。

 1パック500円で試験的に来年1月まで、第3火曜日に配達を予定している。道の駅の加工場であぶったり、一口大に切ったりして調理したものを包装し、室津側2カ所と長島側5カ所で手渡しする。町内は高齢化率が57・1%で商店も少ないため、買い物が課題となっていた。配達する際に各地域で住民の声を聞き、新たなサービスも検討する。企画した桑原玄一郎副駅長(34)は「買い物に出づらい住民にも地元の鮮魚の味を届けたい」と話す。(堀晋也)

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  • 道の駅が配達する魚のパック

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