地域ニュース
出合橋、選奨土木遺産に 広島・安芸太田、35年完成のアーチ形
広島県安芸太田町の柴木川の出合(であい)橋が、公益社団法人土木学会(東京)の選奨土木遺産に認定された。1935年完成のアーチ橋の構造やデザイン性、地域に親しまれている点などが評価された。認定に尽力した住民たちは今後、看板を作るなどして橋をPRする方針でいる。
太田川と柴木川の合流地点近くに架かる橋長52・5メートル、幅6・8メートルの鉄筋コンクリート製。県道恐羅漢公園線の一部で、町中心部と国特別名勝・三段峡の間にある。白いアーチ形は、地域のランドマークになっている。管理者の県によると、設計者や施工者の記録は残っていない。
▽専門家は「曲線が優美…」
(ここまで 278文字/記事全文 763文字)

この記事の写真
あなたにおすすめの記事
同じ日のニュースの記事
-
宮城のグルメや名所をアピール 広島市中区で物産・観光展
宮城県の観光宣伝隊が24日、広島市中区の中国新聞社を訪れた。そごう広島店(同区)で25日〜12月1日にある「宮城県の物産と観光展」への来場を呼び掛けた。
-
可搬式オービス活用 11月に入り交通死亡事故多発、取り締まり強化前倒し
今月に入り交通死亡事故が多発しているのを受け、広島県警は24日、持ち運びできる速度違反自動取り締まり装置(可搬式オービス)を使い、取り締まりの強化に乗りだした。例年は年末警戒の県民総ぐるみ運動を始め...
-
「感染防止、ギア上げる」 岡山市長が対策強化表明、年末年始へ危機感
岡山県内の新型コロナウイルスの感染者が500人を突破し、「第3波」が急速に広がっている。今月に入り、2例の「飲食クラスター(感染者集団)」を認めた岡山市の大森雅夫市長は24日の記者会見で「感染防止の...
-
漂着海ごみ「見える化」 人工衛星・ドローンの画像AI分析
人工衛星と小型無人機ドローンの画像を活用して海岸に漂着した海ごみを「見える化」するプロジェクトを、益田市内と首都圏の企業が共同で進めている。人工知能(AI)で画像を分析し、ごみの種類や量、どこから流...
-
橋に段差、鮮魚配達で島民手助け 道の駅「上関海峡」
山口県上関町の道の駅「上関海峡」は24日、地先の海で捕れた魚の刺し身などを町内で配達し始めた。車を持たないお年寄りが多いため、道の駅から離れた地域のほか、段差が生じて通行制限が続く上関大橋の先の長島...