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【ウエーブ】三次の烏天狗・竹股星音さん(27)=三次市

2020/11/27 4:59
「親しみやすい会話で見た目とのギャップを出し、観光客の心に残れば」と話す竹股さん(撮影・大川万優)

「親しみやすい会話で見た目とのギャップを出し、観光客の心に残れば」と話す竹股さん(撮影・大川万優)

 ▽好きが高じて商業妖怪

 好きが高じて「妖怪」になった。全国の伝説に登場する烏天狗(からすてんぐ)の装いで、イベント会場に現れる。側頭部をそり上げた髪形に、黒光りするくちばし。異彩を放ついでたちは、周囲の興味を引くのに十分だ。「皆さんに足を止めてもらえ、三次市や観光スポットを紹介するきっかけになる」と、狙いを説く。

 妖怪博物館(三次市)オープン前の2017年、市の観光PRを担当する地域おこし協力隊員になった。パンフレットやTシャツのデザインをしながら、翌年に烏天狗デビューした。

 市内に烏天狗の伝説はない。選んだ理由は動きやすさ。視界が確保され、会話ができる。「仕事が円滑にでき、自信を持って格好良くなれる」。メークや服装は自分で考え、100円ショップやインターネット通販で化粧品や衣装を調達する。今年6月末で協力隊員の任期を終え、市内の広告代理店に就職した。会社の理解もあり、今は業務の一環で「商業妖怪」と名乗る。
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